杉本有里
この人は難しい素材を選びました。ガラス玉の中には、目を凝らしてよく見ると、小さな気泡がたくさん含まれており、それが黒い球体として浮かんでいるさまを観察することができます。ガラス玉の表面はまた周囲の風景を映し出す鏡でもあって、ここでも天井の照明が白い二重の帯となって画面を横切っています。錯綜した小さな世界をあらわそうとした意欲的な作品。
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