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2002年4月7日作成/2002年9月10日改訂
概要:
A4版の大きさの紙に絵を描いてもらうのですが、提出してもらうのは、その作品を同じ大きさで9枚コピーして、これらをセロテープでつなぎ合わせてもらった絵です。隣の紙にうまく連続するような絵柄を考えてもらい、できるだけ画面を「もの」で埋め尽くして、無限大に絵のモティーフが連続するようなものを作ってもらいました。
こうした絵を作るのは、結構大変です。絵を描いている時、常にその画面の反対側に気を配る必要があるからです。ここではふつう絵を描く時に、念頭に浮かべるような「構成」という考え方を多かれ少なかれ、変えねばなりません。一枚の画面の中で完結する構成とは、別のまとめ方が要請されると思います。むしろこの描き方は、通常の「構成」というものからどんどん離れていく方法なのかも知れません。「全体」という枠組みが崩れていくということなのだと感じます。そしてこれも、芳醇な世界として広がっている絵のうちのひとつになります。完結性を重視する絵とは、絵の世界のごく一部分を占めるものにしか過ぎません。その点に思いを馳せることをしてもらえたらと思ってこの課題を考えました。
「全体」というのは本当は何だろう、と考える姿勢は大切です。少なくとも僕はそう思っています。その思いが皆さんにも伝わりますように。
作品:
| 星野美帆子 / M. Hoshimo | 丸山陽乃 / Y. Maruyama | 長谷川純子 / J. Hasegawa | 徳山たけみ / T. Tokuyama | 五十嵐明子 / A. Igarashi> |
| 長田亜矢 / A. Osada | 金丸麻衣子 / M. Kanemaru | 竹村美枝 / M. Takemura | 酒村菜緒 / N. Sakemura | 増子裕美 / H. Masuko |
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